2014年3月25日火曜日

いくつになってもママの手大好き


ベビーマッサージ教室に通うママのお話です。

ママが赤ちゃんにマッサージを始めると、
座布団をかかえて横に並ぶお姉ちゃん。
自分もマッサージされたい様子。
けれどそこは流石お姉ちゃん。
赤ちゃんが先、自分は次と、座布団抱えたまま順番待ちしているそうです。
時にはお姉ちゃんが妹にマッサージしてあげる事も。
何とも微笑ましい姉妹ですね



赤ちゃんは自己主張が出てくると
仰向けに寝ているのも嫌なので、
マッサージも思うようにはいきませんが、
そんなときは無理せず自由にさせてあげましょう。
そして少し大きくなってくるとマッサージを喜ぶ時がきます。


ママは「まってましたぁ~」かの様にマッサージしてあげてくださいね。
子供はいくつになっても、ママの手大好きですよ~



2014年3月20日木曜日

遠くに春の足音が…



春一番も吹いて、
気持ちの中ではいよいよ春本番!

この時期は三寒四温と言われます。
暖かかったり寒かったりまだまだ油断はできないですね。
しかしながら確実に日は延びてきています。
ちらほらソメイヨシノ開花の便りも聞こえてきています。
心躍る季節ももう目の前です。

さて当院も開院20年目に入り、
院長はじめスタッフ一同、心のこもったケアを提供できますように
努めて参りたいと思っております。

ここにきて、インフルエンザが未だ流行っているようです。
油断されることなく体調管理をしっかりとしていきましょう。

2014年3月11日火曜日

東日本大震災から三年

三年前の3月11日

ごくごく当たり前の日常が一瞬にして
目の前から削ぎ取られた出来事でした。

地震の揺れの怖さからまだ冷めやらぬ中、
私たちは長引く停電、情報網や交通手段の麻痺により途方に暮れていました。

思い起こせば三年前のあの日あの時、
当院でもまさにお産進行中の方がいらっしゃいました。

そうなのです…
お産はいつ何時始まるかわかりません。

どんな時でも、できる限り患者さんに不自由のないように
また、より正確な情報と判断の元に
遂行しなければなければならない現状につきつけられ、
院長はじめスタッフ一同必死の思いで動き始めていました。

引き続き行われた何日にも及ぶ計画停電。
その対策としても不備のないように非常電源の確保、
水や食糧の備蓄、防災用品の補充など
あちこちで品薄の中、院長の支持の下、
なんとか確保しお産もスムーズにできる環境を作ることができました。

今年の大雪の時も思いましたがやはり『備えあれば憂いなし』です。

三年前のあの時の教訓を忘れることのないよう、
定期的な補充、点検を怠ることなく
また不測の事態に速やかに対応できるよう、
これから先も努めて参りたいとスタッフ一同、気持ちを引き締めております。

最後になりましたが
震災で尊い命を亡くされた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


2014年3月4日火曜日

大きなハート

助産師の仕事は分娩の介助だけではなく
お産後の体と心のケア、外来に来られる妊婦さんの保健相談、
退院後の子育てや赤ちゃんの相談など、多岐にわたっています。

私は分娩当番ではない日には積極的に
お産を介助している助産師と産婦さんの姿を見せていただいています。

つい先日のお産の光景です。

朝、入院してきた初産婦さんと担当助産師、この日が初対面でした。
「ぜひ夕方にはかわいい赤ちゃんに会えますように…一緒に頑張りましょう」と助産師。

一方、産婦さんは
痛いの苦手!いやだー!怖い!などとマイナス発言が…続出。
今まで経験したことのない未知の痛みを、これから数時間乗り越えなければならないのに
今からこんなマイナス発言で大丈夫かなぁ…
私は内心、今日のお産は手こずるのではないかと思いながら外来の仕事につきました。

それから三時間ほどのち、外来の仕事を終えて陣痛室の二人を覗いてみました。

ちょうどお昼時で、陣痛もだいぶ強くなってきていました。
陣痛の間隔も短くなって、子宮口も半分以上開いているとのこと。
産婦さんは陣痛と陣痛の合間にがんばって食事を摂っていました。
その傍らで助産師は寄り添いながら腰をさすっていました。
二分間隔で訪れる陣痛、それに合わせて呼吸を誘導したり腰をマッサージしたり…
そして陣痛がおさまると励ましや雑談、そしてリラックスの誘導…それを繰り返していました。
カーテン越しに聞こえてくる二人の会話は朝の発言とは違いとても穏やかで心和むものでした。
産婦さんは弱音を吐くことなく前向きでした。
これから後半戦、本格的に強くなる陣痛…
このままの調子で乗り切って欲しいなぁと願っていました。

その数時間後、産婦さんの形相もますます辛そうになり
いよいよ分娩の時を迎えていました。
分娩室でのいきみの時にも助産師と息を合わせて、
スムーズに赤ちゃんを迎えることができていました。

お産を終えたあと
赤ちゃんを胸に抱く産婦さんとそのそばに寄り添う助産師。
笑顔が三つくっついて大きなハートを作っているように見えました。

私はそんな姿を垣間見るのがとても好きなのです。
産婦さんをどのように前向きな気持ちに導いていけたのか
担当助産師の関わり方、まさに肌と肌を触れ合わせ寄り添い、
励ましの声をかけ、どれだけ深く関われたか信頼関係が築けたか…なのでしょう。
頼もしい後輩の助産師にいつも教えられることばかりです。
これからもたくさんのハートを楽しみにしています。

2014年3月3日月曜日

3月の外来診察のお知らせ

3月28日(金)・29日(土)・31日(月)は
橘田医師の診察となります。

上記以外は変更はありません。


基本は

塩崎院長 ⇒ 

毎週 月・木・金曜日 午前・午後    
毎週 水曜日 午前
第1・2・4土曜日 午前


橘田医師 ⇒

毎週 火曜日 午前・午後
第3土曜日 午前


となってます。
詳細は 外来担当医表をご覧ください。