2014年5月20日火曜日

前駆陣痛ってなぁーに


初めてお産する方は、
『前駆陣痛』、そして『本当の陣痛』って一体どんなものなのか
イメージできないですよね。

前駆陣痛とは
「不規則で、まだ生理痛の少し強いくらいの痛み」
として感じる方が多いようです。

一方、お産につながる本格的な陣痛とは
「規則的で、だんだん間隔が短くなり強さも増していく痛み」
といえるでしょう。

実際にお産を終えた人に伺うと
『あー、あの時の痛みはまだまだ本格的な陣痛にはほど遠く弱いものだったわー』
と前駆陣痛のことを振り返っていました。

その方は、「痛みイコール陣痛」と思い込んで
初めから時計とにらめっこして、そわそわして落ち着かず、
緊張してなかなか休めずにいたようですが、
これから出産される方へのアドバイスとして、
「お産は最後、体力勝負なのでとにかく休める時に休んでおいた方がいいですよ…」と
言っていました。

先日お産された方は、
「21時頃下腹部がしくしくと不規則に痛みだした」そうなのですが、
気づいたら翌朝で、いつの間にか寝ていました!なんてこともよくあります。

一概には言えませんが、
初産の方は、「生理痛くらいの痛み」でしたらまだまだ序の口、
これからお産に臨む準備体操をしているくらいに考えていただき、
ごく普通の生活をしていただきたいと思います。

早くから入院すると気持ちも焦ってしまいますので、
出来るだけ家族と一緒に普通に過ごしていただくことをお勧めします。

ただし、
突然激しい痛みがあり、痛みと痛みの間隔がないとか
生理の時のようなサラサラとした出血を多く伴う場合にはすぐにご連絡ください。



0 件のコメント:

コメントを投稿